いまと昔 1. アカモクは以前まで嫌われていた? 現在ではスーパーフードとして広く親しまれているアカモクですが、日本海側では古くから食用として用いられていましたが、太平洋側の地域では栄養のある海藻という事が世の中に知れ渡るまでは、「邪魔もく」と言われ破棄されていました。 全長4m~7mと大きいアカモクが、養殖場の網に引っ掛かったり漁船のスクリューに絡み付いたりし、食用としてみられていなかった事もあり、邪魔な海藻として扱われてきました。 まさかその後に、栄養価の高い食用の海藻として食卓に並ぶようになるなど考えてもいなかったでしょう。 2. スーパーフードとして知られてからのアカモク 邪魔者からスーパーフードとして名誉挽回を晴らしたアカモクは、学校給食でも採用されるほどにもなりました。 また逗子周辺地域では、アカモクを地元の特産品にする取り組みが始まりました。 2014年には商工会が「逗子発商品開発プロジェクト」を立ち上げ、漁業組合などと協力し逗子産のアカモクの生産に力を注ぎ続けています。