アカモク商品の開発者に聞いた 1. 湘南の自然食品の立役者 昭和45年創業、自然食の立役者として歩んできた田耕邦子さんは現在TAC21という会社を立ち上げ、逗子小坪漁港の産品アカモクと出会いがあり、アカモクの栄養と機能性に注目し、地域の活性化にも繋がるアカモク商品の製造開発及び販売に携わっています。 本社と工房は、小坪海岸を見下ろすことのできる高台にあり、海や富士山を一望でき、景色のいい立地です。 東京からこの地にビジネス拠点を移したのですが、「人生の後半はいい環境で暮らそうと思った。」 その後、地元産品である機能性豊かなアカモクの素晴らしさを伝えていこうと決意したそうです。 2. 地元の漁師との最強タッグ 田耕さんは、安全でおいしく健康にいい自然食品をモットーに数多くのヒット商品を産み出してきました。 地元の商工会では、アカモクの食品としての価値に注目しており、田耕さんはアカモクの天日干しや、アカモク入りの醤油やお酢などを開発し、さらにはアカモク粉末を練り込んだ饅頭まで開発しました。 そこで協力的に活動してくれるパートナーとして、レストランオーナーであり、小坪漁協の漁師でもある座間太一さんという存在があり、採れたてのアカモクを田耕さんの干し場まで配達してくれているのです。 新鮮なアカモクを座間さんが運び、それを田耕さんが天日干しにする。この最強タッグの存在があるからこそ、逗子のアカモクはひと味違ったおいしさを引き出しているのかもしれません。 3. 逗子を味わうレストラン 田耕さんの良きパートナーである、座間さんの経営するレストラン「トラットリア・ラ・ヴェルデ」では、メニューにアカモクがトマトソースにたっぷり入ったスパゲティがあり、練り込まれたアカモクの風味が口一杯に広がります。 またリビエラ逗子マリーナにある「シーサイドカフェ」で食すことのできる、「マグロ唐揚げとしらすのサラダ」には、地元逗子産のアカモクを使用した醤油ドレッシングをかけて食べると、海の幸を体の隅々まで感じることができるような味わいがあります。