アカモク漁について 1. アカモクの捕れる時期は? 東北地方ではアカモクは、秋口から冬にかけて成長していき、春先の3月~5月頃に旬を迎えます。 本州や中部地方などでは東北地方と比べて気候が違うため、冬から春にかけて成長していきその後旬を迎える事もあります。 このように気候の変化や各地域によって、旬の時期に違いはありますが、基本的には春先がピークと言われています。 また食用として旬を迎えたアカモクは、ピークから二週間ほど経つと次第に朽ちていき、夏には枯れ草となってしまいます。 そのためピークになる春先には、沿岸部の漁港や市場などで多く出回り、スーパーの食料品売り場などで簡単に購入することができます。 2. 邪魔者とされてきたアカモクからスーパーフードのアカモクへ アカモクが市場に出回り始める以前は、船のスクリューに絡み付いたり、砂浜に大量に打ち上げられたりしていた事から邪魔者として扱われてきました。 ですがある研究で、アカモクには健康によい栄養成分が多く含まれており、摂取することでさまざまな利点があるという事が分かってきました。 その後、食用の海藻として注目を集め、私たちの身近な食品として市場に出回りはじめたのです。 こういった研究結果出るまでは、ほとんど食用としては市場に出回ることはなかったアカモクですが、現在は私たちの健康を支えるスーパー海藻として活躍しています。