湘南地域の海 1. 逗子湘南は海の幸が豊富 相模湾に面し、三浦半島に位置する逗子市は、漁業の盛んな地域です。 逗子小坪産のアカモクがおいしいのには、理由があります。 日本の3大深湾と言われている相模湾は、海岸付近でも水深が深く、さらに沖合いにいくと1,000mもの深さがあります。 この水深の深さが独特な潮の流れを作り出し、栄養素と共にたくさんの種類の魚を運んでくれます。 そのため漁業が盛んであり、栄養の行き渡ったおいしいアカモクを食べることができるのです。 2. 湘南・西湘地域で盛んな漁業 湘南・西湘地域では、「定置網漁業」 、「地引網漁業」などが盛んです。 定置網漁業は、魚の習性を利用してあらかじめ設置してある網の中に魚を誘い込む方法で、「あじ」や「さば」、「いわし」などが漁獲されます。 地引網漁業は、海岸と船で網を固定させ、沖合いまで船を走らせたのち、海岸側から網を引き上げる方法で、「あじ」や「しらす」などが漁獲されます。 その他にも「刺網漁業」や「しらす船曳き網漁業」などもあり、あかもくで有名な湘南・西湘地域は魚の宝庫でもあり、おいしい海藻や魚がとても豊富です。